黒パグ・すももと暮らすオーストラリア

アデレード編

すももの左目 今日までの記録

   

12月3日(月)

旅から帰宅してすぐ病院に行った時からの記録。

帰宅してるときから急にすももの目が白くなってきて、
超不安で病院へ。

待合室ではいつもどおりに周囲をクンクンしまくるすもも。

今回の先生はすももにとって初めての先生で、いつもの先生じゃないから
若干の不安はありつつも診察を受ける。

特別の液を付けてLEDライトでチェック…

やはり軽くはない症状で、
すももはかなり痛いはず、とのこと。

痛み止めの注射を打ち、

とりあえずあとは目薬と飲み薬で
今日明日と様子見。そして水曜日に再診。
結果が変わらないようならスペシャリスト(専門医)に行くことになるかもと
言われた。

「スペシャリスト」というのを聞いた途端、
さらに怖くなってきたけど、
処方されたお薬が効くことを祈るしかなく…

夜、いつも通りスヤスヤ寝るすもも。
薬は効いてくれているだろうか…


すももの曲線美…かわいい。

翌朝、12月4日(火)
今日はすもパパもすもママも仕事はもともと
お休みしてたから
1日すもものそばで過ごす。

目薬は1日3回

先生に薬が効くってことはすももの目の充血が
なくなるという
ことかと聞いたら、そうではないと言ってたので
まだ赤くてもまだ目薬も始めたばかりだし…と
思ってた。
またすももはなんか昨日より元気だったし。

しかしだんだん目の全体がさらに白っぽくなり、
黒目下の白みが広がってるように思えて…
病院のアポは明日の朝一だけど、この状況を
見てもらいに病院に行った方がよいのでは?
どうしよう??
すももは元気なんだけど……

という葛藤が長く続き、結局夜になる。

夜のお散歩は陽が落ちる少し前に。
(こう見えて8時)

飛行機雲がたくさん。

すもも、カモに気づくも、前みたいに追いかけない…
やっぱり痛いのかなぁ…

帰るときはすもパパが抱っこ。

そして迎えた再診日。
12月5日(水)

目の色は変わらずだったけど、薬も目薬もちゃんとやってたし
治るもん!と信じてたから…
でも先生の「悪くなってるわね」の言葉に大ショック……

泣きそうだった。

即先生がスペシャリストに予約を入れて11時から行けることに。
(車内にて)

スペシャリストって人間の場合は今日の今日とかで予約取るのは難しいから
その覚悟だったのだけど、すぐ取れてよかった。
車内でもどういう診断結果何だろう…という不安な気持ちでいっぱいだった。

病院がここ。

予約時間は11時だったけど、30分前に到着。
家で待ってちょうどの時間に行くという気持ちにはなれず、
早く行けばもしかしたら早く診てもらえるかもと思って行ってみた、
ら正解。10時45分に診てもらえた。

先生はすももの目をチェックして、
分かりやすく2つのチョイスがあると説明してくれた。

1.角膜移植

2.目を取る
これを聞いたときはショックすぎて涙が出てしまった。
すもも…ごめんね、という思いでいっぱい。

もちろん「2」は「1」がうまくいかなかった場合ということではあったけど
「1」も目を切って、という手術。
なんで、なんで??こうなってるの???とえ??ほんとにするの?
と気持ちがパンパンになってたけど、
そうするしかないから先生に手術のお願いした。

ここでもよかったことは、今日は午後の手術枠がひとつ空いてるから
これから手術可能とのこと。

受付に戻って体重を計りなおして、同意書にサインして、
デポジットとして手術費半分の支払いをして…

すももを預けていったん帰宅。
この瞬間が今思い出してもまた泣いてしまう、
リードをナースに預けてすももが連れていかれようとしたとき、
すももも「え?なんで?」って顔をしてて…
辛かった。

でもこれが成功すればすもものかわいい左のお目目がまた見れるから
先生を信じて待つしかない。

実は水曜は、新しいところでの勤務初日。
でももちろんこんな気持ちだし、手術後のすももをお迎えに行かないと
いけないし、で休ませてもらった。
理解してくれた新ボスに大感謝。

手術が始まるであろう時間になって、さらにドキドキ。
すももが帰宅してゆっくり出来るよう、ベッド箱もきれいに。

術後の2時半に病院から
無事終わってすももは麻酔から目を覚ましましたよ、という電話。

よかった!!

麻酔も怖かったから、ほんと良かった。

すももに会える、とワクワクでお迎え。

受付の背後にあるのが手術室。
すももはここで頑張ったんだろうな。

到着後は残りの費用の支払い、処方されたお薬やアフターケアのことが
書かれたものを受け取って待っていたら、
先生がカラーを付けたすももを抱っこして連れてきてくれて
一緒に診察室へ。
点眼の仕方、薬の説明を受けた。

先生は何かあれば写真付きで携帯メッセージ送って、と
言ってくれたのが心強い。

麻酔後のすももを看るのは初めてではないので、とにかく
ゆっくり静か、暗め、適温ですごしてもらう。

すもも、頑張ったね!!!
目は目薬がギリさせる数ミリしか開かない
ように瞼のところが縫合されてる。

耳の手術をした後のような「ぐぅぅぅぅ…ぐぅぅぅぅ…」という声を
時折出して寝てる…痛みがあるときの声。

でも、その時とは違ってまだ動けるようで、
すもパパの足元に
行ったりしてる。

あれ?これは普通の「いびき」?

目から血交じりの目やに。

流血かと思った…
念のため先生にこの写真を送って、確かめたら
これはふつうのことらしい。安心!

軽いお散歩ならOKと言われていたので、すもパパが目的地まで運ぶ…

歩くすもも~~、
うれしい。

今回のお薬たち。
以前にもすももが飲んだことある、見慣れた抗生物質など。
目薬は2種類。

目は切開され、眼球に直接菌をやっつける
お薬を塗っているらしいけど
もちろんそれだけでは足りないからこの目薬
たちがしばらく必要とのこと。
とても点眼は重要。
(想像するだけでもものすごい手術…)

ごはんタイム。
先生に聞いたら普段と同じごはんで問題ない
ということだったので
「おいしい缶ごはん」は買わなかった。

ごはんを楽しみに待つすもも、
食欲はあるぞ!! うれしい!!

しかしカラーが邪魔で食べづらそう…

カラーでお皿が前方に押されてしまうから

お皿を元に戻してあげようとしたけど
ごはん台に乗ってまで
すももは食べるのをやめない(笑)

それでもやはり食べづらそうだから、
すもパパの手がお皿となって
食べさせてあげることに。

完食そしてゆっくりすもも。

痛み止めの飲み薬は明日の朝からだけど、
先生からもしすももが
痛がってるようなら夜にあげてもいいよと
言われてるけど、今のところそこまでは
見えないので様子を見る。

目薬は4~6時間おきなので、目覚ましを
セットして夜中にも点眼。
目が明くのはほんの数ミリ、しかも目やにを
取ってからでないと目を開けづらいから、
湿らせたコットンで取ってあげようとする
のだけど
患部は当り前だけど痛いからすももは嫌がる。

でも目薬は絶対!だからすももをなだめながら
頑張る。

幸いその時以外はわりとぐっすり寝てくれた。

12月6日(木)
お水を飲むのはこんな感じ。


ごはんは手で。
これだとすももも食べやすい。
すもも的にはお皿にがっついて食べれないから
どうなんだろうか。
早食い防止にはなるからいいなぁ。

今日からすもママは仕事。
ありがたいことにすもパパが家で仕事をして
くれるから
ケアもお願いして仕事に向かう。

すももはカイカイが止まらない。
カラーのせいで耳や顔がかゆくても直接かけない
からもがいてる…
しかもカラーの中は蒸れがち。痒さも増すに違い
なく…

こちらが出来るのは拭いてあげること。
蒸れから耳のインフェクションを起こす可能性
もあるみたい。
でもカラーのせいで耳穴が見えづらく、
いつも通りのケアが難しい…

普段から耳の入念なお掃除が必要なすももだけど
カラーは外してはいけないので、今、
出来る限りのケアを
するしかない。

夕飯はすもパパがカレーを作ってくれた!!
すもも日中ケアとごはん、ありがとう。

横寝すもも。

カイカイはやはりまだ続く。
それを抑えるいつものお薬やスプレー、先生に
聞いたら他のお薬と
併用していいということだったので、
今晩からあげることに。
そしたらその夜、こんな動きして寝てるから
怖かった。

ただ深寝してるだけだったのかな…

12月7日(金)
カラーがあると地面クンクンがしづらく、なかなかおトイレを
もよおせない様子。

地面に顔を付けすぎて芝生が目に刺さるのではないかと心配で
こちらも深くクンクンさせないようにしてるし…

今日もすもパパが家ですももを看てくれた。

目薬してくれたり、拭いてくれたり、本当に感謝。

すもママが萌えるであろう写真も送ってくれたり。

術後3日目も終わり、週末がやってくる。

すもものお薬の用法は病院からもらった紙
に書いてあったのだけど
それぞれのお薬にも詳細が書かれたシール
が貼ってあり、
そっちをよく見たら、1種類が他の2つと異なり
「with food」と書いてなかったことに気づいた。もしかして食べものと
一緒にあげてはいけなかったお薬だったのだろうか??と不安になり
木曜夜に病院にメールしてたのだけど、
その返事が金曜の朝早く来ててその対応の
早さに感動。
さすがスペシャリストの病院だ。

12月8日(土)
すももはほんの少しだけ、いつものような
行動をとるようになる。
キッチンに張り付いてみたり…

嬉しかったのっがごはんをよそってるとき、
待ちきれず「ワン!ワン!」
と前みたいに吠えたこと!!
術後もごはん前は興奮してたけど声を出すほど
ではなかったから
聞けたとき嬉しかった~~~

寝方にも余裕が出てきた感じが伺える。

しかし、気になってきたのは
すももの目やには頻繁に出てること。
その度に拭き取ってるのだけど
アフターケアが書かれた紙には1日2回と
書いてて…
拭く度に患部にコットンがあたるのももしかして
よくないのでは? でも目やには柔らかいうち
に取らないと固くなって取りづらくなるし
目が開かないと目薬させないし…で悩むうちら。

拭く度にすももも嫌がるけど固くなるともっと
痛いだろうから早めに取りたいし…

ということと、

点眼の際に少し見えるすももの目が
充血した白目だけで黒目というものが見えない
のは大丈夫なのか?

ということ。
何が普通で、何が普通じゃない状態でないか
分からない。

すももが元気でも実は目は違ったというのが
今回の大きな自分達の
間違いだったと反省してることから、

「油断禁物」
「想像診断禁止」 を決めているので
少しでも不安疑問に思うことは先生に遠慮な
く聞くことにした。

この写真と共に。

時間は夜の9時すぎてたけど…
合わせて再診まで1週間以上あるから月曜日
にちょこっとでもいいから
診てもらえないだろうか?とメールしたら
見ることは出来るけど目は良い感じに見えるから
心配しなくていいよ、的な返事が。

目やにが出るのは当然で黒目を見つけることは
出来ないでしょう、All will be fine
って先生からの返事は今の私たちからすると
本当に安心する言葉。
先生、ありがとう。

 - すもも, すもも 病院